2015年7月13日月曜日

あちゃー

ありゃ〜
シートチューブの先端が、完全に破断してます!30年近く自転車業界に居ますが、過去最高の壊れっぷりです!

シートポストをミニマムラインまで入れないで乗った結果です。

シートクランプゴトバリバリいったようです。

グレーのグリースのついてる部分しか差し込まなかったようです。

先端から約10cmにミニマムラインがはっきり刻印されてますが、差し込んだのは5cmです!

トップチューブの上面にもかかってない!!これではひとたまりもありません!

シートポストのミニマムラインは、シートポスト自体の強度を考えて設けられてます。長さが同じ30cmのシートポストでも、ラインの位置はモノによって違います。

また高級で丈夫なシートポストはミニマムラインが低い位置にあるモノもあります。
ミニマムラインを守っても、フレームの構造上トップチューブの下面より下までは最低差し込まないと危険です。トップチューブからシートチューブが長く飛び出ているタイプや、トップチューブが太いフレームは、ミニマムラインまで上げないほうが良い場合が多いです。

またシートポストをカットした場合は一度全部抜いて、全長を確認してから判断しないと 今回のような事になります。

また、背の低い彼女の自転車を背の高い彼氏がグイッとシートポストを上げ過ぎて乗り回し、クラックが入ってしまった例もあります。

シートポストの上げ下げは慎重に行なった方が良さそうです!