2016年3月12日土曜日

キターーー!

ガッチリ冷え込んでる札幌です。ここ数日間暖かくて雪も溶け、間違ってこのまま春が来ればいいなぁ〜なんてよぎりましたが、そんなに甘くはないですねー!

たまたま先月の当blog(2/8)で紹介したスカイウェイのプロ タフ パッドが復刻されて 本日入荷しました。
商品名は「international」で1ペア5400円+taxと高いですが、モノを良く見ると納得の値段です!

日本に入荷はこの2種類です。本国ではフィンの色が黒以外にシルバー、ブルー、レッド、ゴールドがラインナップされてます。チョットうらやましいです。

復刻版はリムとの接触面にロゴが入ってます。ゴムの色はこの2色展開のようです。当時のモノには文字が入ってません。

BMXだけではなく、MTBやロード、シクロクロスなどに使用してみたらいかがでしょう?
リムとブレーキアーチのクリアランスによっては 使用出来ない場合もありますので相談してください。
放熱効果が高く、効きが良く 長持ちして、カッコいいブレーキシュー!パーフェクトなブレーキシューです。

サムズバイクに少量入荷しました。興味のある方は是非観に来てください!


2016年3月9日水曜日

バルーンタイヤ

駐輪場に変なオートバイ!?

いや、クランクとペダルが付いてるからチャリだ!!?

超ウルトラ級のファットバイクというより バルーンバイクと言った方がいいかもしれません。

このバイクのオーナーK原氏は、サムズバイクとは20年近くの付き合いがあり、彼が大学生の頃から知っています。大学時代も自転車にオートバイのフロントフォークをつけたマシンを製作したりして 20年経った今でも発想の豊かさとユニークさは変わりません。
しかも技術と知識と道具(工具)がパワーアップしてるので、彼のモノづくりのパワーは計り知れません!

実は彼は既に2年前に このスーパーファットバイクを乗ってきました。それから少しずつ改良を重ね、数日前に完成したこのマシンをお披露目してくれました。彼のFaceBookで見た方も居るかもしれません。

K原氏はMTBストリートライダーとしても全国区で活躍しています。自らの研究により理想のMTBストリートフレームを追求し ついにはフレームメーカーも作ってしまい、ストリートに特化したパーツも製作販売してる実業家でもあります。別の機会に詳しく紹介したいと思います。

すごい迫力です!

フロントフォークはホンダの3輪バギーを流用したそうです。

乗って見た感想は、タイヤが1本8kgもあるので重い印象ですが、ちゃんと変速して曲がれて止まれます。ここまで完成度高く造った彼をリスペクトします。

タイヤ痕は凶悪そのものです。

明るいところで細部を見てみましょう。

カラーリングのセンスもなかなかです!

この部分はこのマシンの肝かもしれません。3段変速です!
必要十分というか ギア比の選択がすばらしく、タイヤサイズ、重量にフィットしていて 実用上問題ない印象です。

詳しい構造は、敢えて解説しません。彼が2年もかけて完成させたノウハウや裏技を私が簡単に書いてしまうのは気が引けます。

フレームは頑丈なBMXのフレームです。それに何かのスイングアームを幅広に加工してジョイントしてます。

リアエンド。

ハンドルまわり。ステムもBMX用。

ワンオフのチェーンケース。

フロントまわり。

フロントブレーキ。

リアブレーキ。

凄い!!
何もかも新鮮です!
いろいろな部品を巧みに流用してます!

それにしても凶悪なタイヤパターンです!ファットバイクにもこのようなストレートなパターンがあってもいいのではないでしょうか?

そうすればパグスレイは農作業にも使えて便利ですね。m(__)m

2016年3月7日月曜日

ダウンヒルタイヤ

FAT BIKE用のダウンヒルタイヤが登場しました。日本ではまだ発売されてませんがテスト用が届きました!

雪の中でダウンヒルタイヤのテストは正直できませんが、ザラメ雪での感想をレポートします。

MTBダウンヒルタイヤの定番 MINIONの名前を継承してるので、不安感は全くありません。

こちらはフロント用。

こちらがリア用。フロントとリア共に26x4.8で当然120TPIです。そしてチューブレスReadyです。

フロント重量は1600g強。さすがダウンヒル用です。

リアは100g程軽いです。

フロントを先ず100mm幅のリムに装着。

幅は実測で120mm弱。圧は1BARです。

リアは65mm幅のラージマージリムに装着。その組み合わせでタイヤ幅は110mm弱です。圧は1BARです。
ローリングダリルなどの80mm幅なら115mm弱になると予想します。

フロントは100mm幅のリムでもクリアランスは余裕ですが、敢えてラージマージに組み替えました。

先ず、組み込む前にタイヤを全体的に触った感じはSurlyや45NRTHに比べて、固いと言うか張りがあります。
実践で定評のあるEXOプロテクションでかなりサイドの剛性を上げているようです。ゴムの質自体はそれ程固くないのはグリップを稼ぐ為だと思います。

コンディションの良い時に改めてレポートしたいですがザクザクの雪で乗った感想は、Surlyのタイヤ例えばBUDと比べて当然乗り味は固い感じです。(空気圧は0.7BAR)
当然フロントサスペンションとの相性を考えて開発されてると予想される本格的なダウンヒルタイヤの感触です。
ショック吸収性は チューブレスにすれば高まると思います。

ダウンヒルでなくとも、ガレ場などで乗る機会が多い方にはオススメです!
タイヤに剛性と耐パンク性は 現状トップクラスだと思います!

リアもショック吸収性や、悪路のトラクションはSurlyに一歩及びませんが、剛性の高さはが素晴らしそうです。

適合路面はオールラウンドを目指して造られていると思います。フロントの横方向のグリップは見た目以上に良い感じです。マッドコンディションでもギリギリ行けそうですが、リアはマッドではトラクションが不足する印象です。

ファットのフルサスバイクで本気のダウンヒルやるならイチオシです!空気圧高めでショック吸収はサスペンションが半分受け持つという状況ならとてもバランスが良く、転がり抵抗も低いのでタイムも出そうです。
今回のザラメ雪路面での感触はこれ以上の情報は得られませんでした!

リジッドで楽しくダウンヒルなら フロントは個人的にはSurlyのBudがオススメです!リアはコンディションによって変わって来ますがNateが無難な感じです。

MAXXISのタイヤサイドの派手なデザインは好みがハッキリ分かれますが、ファットバイク用タイヤの選択肢が広がってとても嬉しいです。



=番外編=
ちなみに同じく26x4.8の45NRTHのスパイクタイヤ デリンジャー5。
今の季節 私のファットバイクで活躍してくれてますが、このタイヤはグリップも良く しなやかで軽くてとても優秀です。今日の路面状況でも全く不安無く走れました。
258本も金属のスタッドが打ち込まれてるいるのに1500g弱です!!
非力な私の冬の強い味方です!



2016年3月6日日曜日

最近温暖化の影響か 真冬なのに雨が降るのが珍しくない札幌です。

そして今日も雨。

道路は雪と氷と水たまり。ファットバイクにスパイクタイヤを装着してる私は、何の不安なく走行可能です。

雨もだんだん酷くなり、ファットバイク好きな常連さんがご来店。さすがに今日はクルマで来てるようです。

また忘れ物をしたので今日取りに来る事になっていたお客さんから連絡があり、天気が酷いので後日に来ると連絡がありました。

そんな中、700cのスパイクタイヤを履いたお客さんが自走でご来店!!
今日の路面状況だと 700cではかなりの技術と根性とが必要です!

もちろんスパイクタイヤは装着してます。フロント周りもかっこいい!ついつい見とれてしまいます。

フレームもこだわりの逸品です。真鍮製の滑車に萌えます。

クランクも渋い!

ヘッド回りの拘りも凄いです!見所満載です。こういう高級な希少車でも、泥だらけにしながら乗ってるのはカッコイイですね。

こんなコンディションに良く来てくれたと思ったら、さらに最新モデルのご注文まで頂き 感謝感激です!ありがとうございました!

そこへフレームの組み替えのお客様がご来店!!

いやはや、スパイクタイヤも装着してません。雰囲気満載のマシンです。

このマシンのパーツを新しいフレームに組み替える際に、ステッカーの移植は無理だとお伝えし、1時間後にはこうなりました。
シンプルな中にもジャンクな雰囲気がたまりません!

組み上げてる間に 実はもう一人700cの強者がご来店しました!
最新モデルのFixed!
なんてかっこいいんでしょう!

早速試乗会が始まります!
ハンドルが長いのが今の流行りだとは聞いてましたが、私には長過ぎるとしか思えません。
グリップが細くて長いので、余計に長く見えます!

こらぁ〜!!
ハンドル幅を生かしてない!^ ^

撮影もしてます。いつもカメラを持っていてシャッターチャンスは逃しません!

組み替えたNewマシンも試乗して満足そうです!

今日はほとんどのお客様がクルマでご来店の中、ファットバイクの自走者ゼロ、29erの自走2人、700cは3名とタイヤが細いライダーの底力を見せつけられました。

車道は濡れているけど 気温が高いのでアイスバーンではないのが、逆に普段乗りたくても乗れないFixed乗りにはチャンスだったようです。

そしてファットバイクは何時でも乗れるので、何も今日のような雨降りに乗る必要はないと。

土とアスファルトが恋しくてしょうがない北国ライダーの生態を紹介しました。

2016年3月1日火曜日

物件

本当に早いです。今日から3月です。昨夜も吹雪いた札幌にはまだ春の気配は全く感じ取る事ができません。
しかし確実に春は近づいて来てる事を信じ 年度始めでもある本日から春へ向けて準備して行こうと気合いを入れ直しています!

今日たまたま25年前にサムズバイクをオープンした物件の前を通りかかりました。これは偶然ではなく必然だと感じ わざわざ車から降りて パチリ!

この5階建のマンションの一階部分がテナント物件になっており、当時新築だったこのマンションも築25年という事になり 時の流れの早さを改めて感じます。

ここで1991年3月から1994年10月迄の3年8ヶ月営業させてもらいました。
この物件からサムズバイクが出た後は、すぐ熱帯魚屋さんが入り、クリーニング店になり、リサイクルショップになり、事務所になり、、、と目まぐるしく店が変わりました。現在看板はついてないですが、どこかの会社が入っている様子です。

懐かしい入り口です。自動ドアがとても便利でした。

お店を始めるにあたって物件はとても重要です。場所、広さ、家賃、駐車場などの条件も大きく影響します。
この物件はバブル期に借りたので、今となっては高い家賃でしたが、面積は17.5坪で駐車スペースが5台分ありました。この物件をなぜ私が選んだのかは今となっては正直謎ですが、サムズバイクの基礎を築いてくれたという意味では大変お世話になったので 感謝してます。

このカレンダーはオープン3ヶ月後にお客様がつくってプレゼントしてくれたカレンダーです。
もう寿命で去年の夏に撤去したネオンが元気に光ってます!また余裕ができたら同じようなネオンつけたいです!

今月の21日は創業記念日で 満25周年になります!ひとえにお客様あってのサムズバイクです!本当にありがとうございます!感謝感謝です!

3/21の夜にちょっとしたパーティをやろうと思ってます。

詳細は後日お知らせします。
お時間の都合がつく方は是非いらしてください。お待ちしております。

(20周年記念アヘッドキャップです。)