今日のリム組はかなりやんちゃで過激なライディングをするMarco君の依頼です!
スポークレングスはフロントの左右とリアの左側が同一の長さでした。前後で2種類の長さのスポークのカット作業も完了。
オデッセイのブルーのリムと組み合わせます!材料は揃いました!
スポークを通して6レースで組み上げます。
取り敢えず仮組完了しました。
左から撮ると遠近に左右されてわかりずらいですね。(^^;;
私の考えだと、BMXなどのシングル専用のハブはオフセット量が小さいので左右のフランジの直径が同じであれば同じ長さのスポークで組めて、強度も高いと4、5年前までは思ってました。
しかし、最近は駆動側のフランジが大きいモノを多段用も含め数多く見かけるようになりました。
少しのオフセットでも駆動側にリムを寄せると駆動側のスポークの角度が浅くなります。浅くなると強度も落ちます。しかしテンションは左側より高いので、駆動側の負担が大きいのです。更に駆動力も当然かかって来ますから、右側のスポーク達はてんやわんやです!
画像では見えないのですが、この場合のスポーク角度というのは、ホイールを画像の様に(真上から)見たとき、フランジからニップルを結んだ角度を指します。
上の画像でもリムが透明ならよくわかるのですが...想像よろしくお願いします。
通常駆動側にリムをオフセットして組むので 駆動側のスポークの角度が浅くなります。フランジを大きくすればする程スポークの角度が稼げます。
そのかわり、当然駆動側のスポークレングスは短くなります。このハブの場合2mm短くなりました。
フランジは大きい方が強度も上がるので、一石二鳥という訳です。
ここ数年 ディスクブレーキ用のハブやリアハブの様に オフセットさせて組む前提のハブの高級品は左右のフランジ径が異なるハブが増えて来ました!というか復活してきたという言い方もできます。10mm違いもあれば、2mmしか違わないもの、そしてフロントハブも目につきます!(昔からNukeProofやTNTのリアハブはそうでしたが、当時は深く考えなかった。orz)
私の文章力...相変わらず低いですねー。
よくわからなかったかもです...m(__)m
深く知りたい方は、ルーム36に遊びに来てください!お待ちしてまーす!