ファットバイクのリムはシングルウォールが主流です!もちろん軽量という意味では効果的で、またエアーボリュームが充分にあるので リムにかかる負担は少なく それほど強度は必要ないかもしれません。実際私もシングルウォールのローリングダリルを愛用してダウンヒルに使ったり、まさかのリム打ちパンクも経験しましたが、強度不足を感じることはありませんでした。
先日紹介した「ファンピング」はベース車両はパグスレイで旅用に製作しましたが、私はヤンチャ乗り用にもう一台SalsaのBeargreaseを愛用してます。本当はチタンやカーボンも乗ってみたいのですが乗れない理由は予算の関係だけです。
今回Beargreaseの足廻り(リム、スポーク、ハブ)を新しいモノに入れ替えました。正確には古いモノに入れ替えた かな..^^;
こちらはローリングダリル!シングルウォールです!サムズバイクのベストセラーです!一時期穴のないプレーンなデザインのリムもあったのですが、現在は製造されてません。カッコ良かったし安くて大好きでした。
こちらは今回私が装着したラージマージXCです。ダブルウォールで肉抜きが素晴らしいです!肉抜きのないDHもあります!(ラージマージはとっくに製造中止ですが、サムズバイクにはオフセットDH、ノンオフセットDH及びXCの32Hのストックが少量あります。)
私の脚は非力なので後輪だけでも軽くしたいと思いラビットホールも視野に入れてましたが、リム幅50mm
だとさすがにファットバイク感が薄れてしまうので、ラージマージXCに決定しました!
ラージマージリムはSurlyのパグスレイが世に出た時に同時にリリースされ リムブレーキにも対応している最初期の製品です!Surlyが満を持して開発し、強度と軽さと精度の集大成と言っても過言ではありません。もちろん初期のパグスレイ用はスポーク穴がオフセットされたリムでしたが、その後ノンオフセットリムも発売され今回はそれをチョイスしました。
こちらがオフセットされたリムで山の頂点が丸みを帯びでます!
こちらがノンオフセットリム!
山の頂点に角があり男前です!
私は古い人間なので、やはりリムはダブルウォールが信頼できるのと 穴あきのデザインは正直好みではなかったので、ラージマージに戻ってしまいましたが、本当の理想を言えば構造は両サイドがラビットホールのようにダブルウォールになってる、幅は65mm、リム穴ハトメ付きで、穴のないシンプルなデザインのリムがあれば最高です!
Before1
去年石狩の浜を走った時のBeargreaseです。フレームのブルーのデザインが残ってます。リムはリアがマージライトで、フロントはローリングダリルです。
Before2
フレームのブルーのデザインをほとんど消してしまいました。悪い感じが漂ってます!
after
今回 シルバーのハブ、スポーク、ニップルなど 真っ黒ではなくシルバーの面積が増えた事で悪っぽさは軽減しました。
ハブはPaulのあえてFixed ギア用をチョイス!ちなみにリムの重量増の分を取り戻す為に スポークをDTのリッチーレボリューションスポークとアルミニップルを使いました。
リアはPaulの170mmのQR仕様。もう生産中止です。
今まで使っていたホイールは冬場のスパイクタイヤ専用になりそうです。
あとステムとバーとクランクを気に入ったものに交換したら完成です!いつになることやら...
試乗はサムズバイクでいつでもできます!気軽にどうぞ!