例えば車も オープンカーなんてかっこいいけど、荷物も沢山積めるという目的を両立させると かっこ悪くなりそうです。300km/hも出るスポーツカーにオフロードも快適に走れる性能も求められません。
話が最初からぶっ飛びました。m(__)m
だからかどうかは別として、こういうペダルは一見便利だけど、上級者やマニアには人気ないような気がします。
コレは例えばビンディングペダルの入門用としてはいいと思います。
また、チョットした街乗りにいちいち専用シューズを履きたくない方にも便利です。
その他需要はあると思いますが、道具としては美しさに欠けます。
またグレードも低めの商品というのもマニア受けしないのかもしれません。
上は最初のSPDペダルです。画像では分かりにくいですが、下はその数年後に出たOnzaのビンディングペダルで かなり小振りで軽量に進化しました。現在ではペダルって言われないとわからないくらい小型軽量化が進んでます。値段も驚く程高いものも多く、高品位なのでマニア受けもいいです。
ダウンヒルにビンディングペダルを使うライダーが増えた時代に シマノが直ぐに出したDH用ビンディングペダルです。
クロカンに比べダウンヒルではコーナーでイン側の足を出す頻度が高いので クリートが直ぐにはまらないと 大きなタイムロスに繋がります。クリートがはまってなくてもとりあえずペダリング出来るように大型の側をつけたモデルです。ダウンヒルに特化したペダルと言えます。
特化したペダルといえば45NRTHのこのペダル。
雪道専用ペダルです!雪道で尚且つ気温が氷点下の時に威力を発揮します。足の熱で靴底に接する雪が溶け それが蓄積されて ペダルに氷がどんどん付着してツルツル滑って漕ぎずらくなるのを寒冷地のライダーなら経験した事があると思います。このペダルは極薄尚且つシンプルでオープンな構造でそれを完全に防ぎます。45NRTHはウィンターとスノーに特化したブランドですが、初めて見た時このペダルの特化っぷりには驚きました!
コレだけ特化しながら、夏も普通に使えるのもこのペダルの凄いところです。
とても少ないエネルギーで特化させる例もあります。こういう小さな手法も私は個人的に大好きです!
但し、このタイプをオフロードバイクに愛用しているライダーは ほぼ絶滅した感があります。
あと最近ペダル関連の話で特化したと言えば Fixedギアのフリースタイル用ペダルのストラップです。これは過去にパワーグリップというものがありましたが、それの発展系という印象ではなく、独自に考え出された気がします。
パワーグリップは、ペダルに専用金具を付けてパワーグリップを装着しなければならないのが欠点だったのかもしれません。重量的にも不利でした。
こちらが、デカペダル用のストラップというよりバンドです。トークリップとストラップを一つのパーツで補います!とても優れモノです。
金具も必要なく、ペダルに直接装着できるのが利点です。
今回は特化したペダルに話が行ってしまいました。特化した道具って個人的にとても惹かれます!