2016年2月21日日曜日

重力

重力を英語でgravityと言うのですが、80年代中頃にグラビティ バイクというマシンを使ったダウンヒルが流行りました。Gravity BikeでYouTubeなどで検索すると、現在も愛好者が意外と多く様々な映像がアップされてます!

今回私の組んだGravity Bikeです!

私も遂にボケてしまい、フレームの上下を間違えてしまいました...orz




コラァ〜今 信じた方いませんか?サスガにそこまではボケてませんよー!(笑)

コレは80年代当時の典型的なスタイルです。フレームを逆さまにするのは、フォークを寝かせ、ホイールベースを稼ぎ、低いフォルムにするためです!

近年の映像を見ると、フレームは正立なのが主流かもしれません。またホイールサイズは26インチ、24インチと様々です。またそれ用にワンオフでフレームを製作したもの、フルカウルの本気モノまで様々です。

私は20インチホイールのBMXを使った伝統的な手法のマシンの製作にチャレンジしました。理由はフロントフォークの寝具合に拘ってるからです。

組み立て時は、このように自立させるためスタンド代わりに鉄ドロップをカットして取り付けました!

今後 安定させるためのオモリを付けたり、ポジションを見直したりしなければならないので まだ完成形ではありませんが、取り敢えず形になったので紹介させてもらいます。

そもそもグラビティバイクとは、重力を利用して坂を下る目的のために製作されたバイクです。駆動装置は基本的に排除し、空気抵抗を減らすために 低いポジションで乗るという おバカなバイクです。

先日紹介したスピナーホイールとハッチのフレームを組み合わせた時に思いつき このバイクを製作するキッカケになりました。

もちろん前後にブレーキ装着しました。フロントブレーキはACSのBOA。このタイプでは圧倒的に効きが良いのですが、その分シャフトにかかるストレスが大きいので折れやすいという欠点があります。しかし高速からのブレーキに対応するため、効きを最優先にしました。ブレーキシューもクールストップでガッチリ固めました。

バナナシートはバナナ色に拘る私ですが、89年にハワイで手に入れたモノです。取り付けには色々苦労しましたが、今後もポジション出しで変更する可能性大です。

リアブレーキはプロストップのディスクブレーキを採用。大きなローター板でブレーキングパワーを稼ぎました。
取り付けるにあたり様々な苦労がありましたが、なんとかクリアして装着できました。長い下り坂でも安心です!
ディスクブレーキのステイとシートのステイを一つのクランプで済ませるために、丈夫な鉄製クランプを使用。

ハンドルは、私の年齢も考慮してあまり低いのは避け、まずはストレートなバーからポジションを決めて行こうと思います。このバーはBULLYのストレートシートポストを流用。
 
リアのペグは最小限の大きさに留めました。材質は鉄です。

ステムはDK、前ブレーキレバーはTeck77のポッツ付き。右レバーはシマノです。
ざっと紹介しました。

こういうくだらない 子供じみたマシンの製作に没頭している時間は 楽し過ぎて文章では表現できません。

雪が溶けたらすぐに乗りに出かけたいです。体験希望者いらっしゃれば連絡お待ちしております。

一緒にひどい目に会いましょう!(^_^)v