2015年12月17日木曜日

新旧混合

 タイのクルマはカスタマイズされたクルマが多いです!アルミホイール、エアロ、マフラー、ローダウンは当たり前です!
「吊るしで乗るのは禁止!」と法律で定められてるのかと思う程です。
タクシーはカラフルです。
先ずは大人数用のハイヤー。ローダウンにエアロ!
タクシーはオレンジ、グリーン、ピンク、イエロー、レッド、ブルーと鮮やかな色ばかりです。

私たちの泊まったホテルの送迎用のハイエースもフロントにはカンガルーバーが装着され、外周をステンレスメッキパイプが覆ってます。ローダウンしてジャングルに入って行くのか!?

このタクシーも赤いアルミホイールにローダウン、エアロパーツ!!そして大きめのウィング!

個人の乗用車の改造車が多いのはわかりますが、営業車がここまでとは驚きです!

世の中全体がクルマをカスタムをする風潮が日本でも70年〜80年代にはありました。現在は不景気な事もあり、またクルマのtune-upはコンピュータに委ねられ、昔のようにマフラーまで換えるのは少数のマニアだけのような気がします。

その時代を彷彿させるバンコクを走るクルマ達。いい音させて走っておりました。

究極とも言えるカラーリング!!
コレはみたことないわー!!!
乗ってる方を見てみたい!!
いくら頑張っても、私にはこのクルマに乗る勇気はないです!
この旧めのバスもヤバかった。
203と入ってます!路線バスとは思えない飾りっぷりです。
暑いのでドアは開けっ放しです!ミシュラン君もいます!

それとバンコクでは、かなり古いクルマが現在でも走ってます!
旧くても 満載で働く!

ISUZUのトラックもまだバリバリ働く現役。

バスに至っては私が通学に使ってた70年代の懐かしいスタイル!
前方の死角を減らすために工夫されたヘッドライト上の窓!!!

なつかしー^ ^
コレも!
後ろはハゲハゲ。サビサビ。
これも古い!
メルセデスの青いバス!ハデなタクシーとのコントラストが異様です。
こちらはショッキングピンクとのコントラスト!
リアのタイヤからのオーバーハングが長が〜い!リアタイヤから後ろにギッシリ人が乗ってフル加速するとウィリーしそうです!
死角窓付きのMITSUBISHIはかなり見かけました。

タイの人々は旧いものでも使えるなら 大切に使い続けるし 壊れたら直す技術やノウハウを持っているのでしょう。直せる技術をもった人材もいるという事です。

日本から中古車も大量に輸入したのでしょう。JAFの七宝焼きのバッヂがラジエターに着いたままの60年代のカローラや日本のステッカーが張りっぱなしのクルマも多く見かけました。

旧いバスは本当に多く見かけます。近代的なビルの谷間で 旧いクルマとトラックが混じって仲良く走る姿は、何かホッとします。

バスは赤が圧倒的に多いです。
新旧混合はアリです。


ドンドン新しい車両に買い換えて行く日本人。

そして新しいモノの方がエライと勘違いしてる日本人。

綺麗で高性能じゃないと気が済まない日本人。

他人の目を気にし、見栄を張り、外見ばかり気にする日本人。

当然しわ寄せは、何処かに 誰かに降りかかってる事でしょう。

「直すより買ったほうが早い」という言葉を良く耳にしますが、それは当然ゴミも膨大になります。資源の消費も激しくなります。

私自身 反省しなければならない部分が多々浮き彫りになってきます。

私も含め 日本人はタイ人から見習うべきところは多そうです。