2015年1月22日木曜日

昭和の香り

昔からキャンプとか焚き火とかBBQが大好きです!大好きな自転車に道具を積んでキャンプに行けたら、一粒で二度美味しいわけです。^ ^

数年前に手に入れた'74のBS Diamond Camping 。

ゴチャゴチャしてて、正直あまりかっこいいとは思わなかったのですが、何かしらのオーラとフロントフォークの肩の形状に惹かれて衝動買いしました。

これが私を惹きつけた二枚肩とメッキのコンビネーション部分。

フレームの後ろとフォークの先が、これまたメッキ!(剣先メッキ)
また回り込んだリアのキャリアもアメリカ発祥の自転車にしか興味が無かった私には新鮮でした。

でも、フロントのライトが2灯式でケロヨンみたいで可愛いけど、ちょっと子供車っぽくてダサイなぁ〜とか、重いのではないかとの不安や不満もありました。

レストアに1年以上費やし3年程前にシェイクダウン^ ^
といっても一泊ツーリング^^;
帰り道にウェットな林道を荷物満載で走行した時にこの自転車の底力を見ました!

サドルはフジタの硬い皮のアルミ板レールのモノでしたが、全くお尻に痛みを感じません。不思議です!
またシートステイとシートチューブがこのようにクロスしてるのがキャンピングの証らしく、ランドナーと決定的に違う部分です。しなやかさと剛性の両立に一役かってそうです!^ ^

プロダイのクランクも人気があるのは知っていました。見た目でヘナチョコだなと思ってましたが、こんなに足の力を無駄なく伝達してくれるクランクは初めてです。またペダルを水平にしてオフロードのダンヒル時の適度な衝撃吸収も素晴らしかったです!
また幅の狭いランドナーバーで荷物満載でのオフロードダウンヒルが不安なく安定して走れるのが不思議でした。ブレーキのパワーは圧倒的に足りませんでしたが...^ ^

とにかく総じて予想以上にすばらしくビックリというより感動しました。

今はもっと高性能のバイクが沢山あり、大量の荷物を運ぶならロングテール、重いキャリアをつけなくていいバイクパッキング(しかも完全防水)など便利な時代ですが、たまに敢えて不便を楽しみたくなります!重くて防水性の低い帆布のバックで昭和の香り漂うツーリング、、、なぜか惹かれます!

ランドナー、スポルティーフ、キャンピングなどのジャンルは深すぎる底なし沼なので、気をつけないとお金がいくらあっても足りない分野ですねー!

フランスモノは手が届きそうもないので、せめてToeiやAlpsに乗ってみたいです。試乗するだけでいいです!持ってる方は是非遊びに来て私に試乗の機会のお恵みを...m(_ _)m

もちろんダイアモンドキャンピングはルーム36に展示中なので、いつでも試乗可能です!