その時期に作られたHAROのマシンがroom36にあります!
1988年のHARO DIRT というモデルです。こちらはまだ組み立て途中ですが、かなり足廻りなどはヤレていたので改造を施してます。
オリジナルはホイールカバーがかっこいいです!
余談ですが右上の黄色いマシン!RESPONSEという名前ですが、なんとBTR(トライアル)です!本当にワクワクドキドキの時代でした!
F1は日本ではミヤタが力をいれてました。Bullet というモデルが一時自転車店に一斉にならんでました!あまり売れなかったみたいですが...
その他いくつかのメーカーが流行る事を期待してラインナップしてましたが、ごく一部のマニアが食いついただけですぐに消えて行きました。
私も当時欲しくて欲しくてしょうがなかったのですが、大人が乗るにはチョット窮屈でポジションも辛かったので購入には至りませんでした。
私が当時欲しかったのはイギリスのMUDDY FOXというメーカーのMF-1というモデルでしたが、日本に輸入されたかどうか定かではありません。
なんだかんだ言ってもHAROがダントツカッコ良く、センスもぶっち切りでした!買えない私は捻くれてしまい 手に入らなそうなMUDDY FOXに走ったのかもしれません。
順序が逆になってしまいましたが、F1というカテゴリーはタイヤサイズはBMXと同じ20インチで、車で言うジムカーナみたいな事をして遊ぶモノでした。(パイロンを立てコースを設定してタイムを競う。脚力、持久力、コーナリングテクニック、ライン取りのセンスなどが同時に要求される。)
なんとシマノにF1コンポーネント グループが存在した程メーカー側は期待をしていたジャンルだったみたいです。
このDIRTもシマノのコンポーネントで、バイオペースのチェーンリングのカバーなどはグッと来ますねー^ ^
サムシフター仕様の6Speedで爪式のリアディレイラー仕様でした。現在シングルギアでレストア計画中だったのですが、フロントチェーンリングがバイオペース(楕円)だという事に気付き、暗礁に乗り上げてしまいました。このクランク一式は変更したくありません。最初に気付けよ!はい!m(__)m
また特にHAROはハンドルバーがカッコ良すぎです!
ステムとバーがワンピース構造ですが、角度と長さとデザインが斬新です!
HAROはもう一種類のバーを採用してます。フォークと同じマークが入ってます。
ステムのウスの引き上げボルトが隠れるようになってます!!シャレオツですねー!!
F1は少し早過ぎたジャンルだったのかもしれません。以前はたまにミヤタなどが出品されヤフオクで高値で取引されてました。現在はもう枯渇した感じです。今なら人気が出そうです!
F1愛好者で集まってイベントなど開催したら盛り上がりそうですが、なんせタマ数が少ないので、札幌だけで募ってもイベントとしてはショボいモノになってしまいそうです。というよりイベントとして成立しないでしょう。
26インチのがあればいいのになぁ〜なんて思いませんか?通勤に使えてスタイリッシュで、ポジションが窮屈じゃないF1-26!
例えばこんなのいかがでしょう?
さすがBOB HARO!!
'87 HARO Extrame (Sサイズですが、当時はアメリカ人向けしか造られていなかったので、Sとは言え21インチと巨大でした。180cm以上の人しか買えないブランドでした。)
オリジナルステムも角度と長さが半端じゃありません!色もしっかり合わせて来てます!
当時のHAROはどんなにフレームサイズが大きくてもヘッドチューブが最短サイズで設計され 独特のシルエットを保っているので、ステムでヘッドが低い分を立ち上げるという発想でした。ですからフレームとフォークとステム/バーがトータルでデザインされているというわけです!斬新でしたね!
カッケー!パネー!
私は翌年'88年のTeam Extrameの白を買いました。88年からフレームサイズが17.5インチから展開され日本人にも手が(足が?)届くようになりました。チビで短足な私の適正サイズは当然17.5インチですが、少しでもフロント下がりのシルエットに乗りたくて19.5インチを買いました!もちろん後悔はしてません。
現在塗装がボロボロに剥げてしまったので全塗装中です。塗装から上がってきたらこのblogで紹介します。
今日紹介した2台は同じ方が所有していたものを寄贈して頂きました。もちろん背が高い方ですが肩幅もかなりのものです。高Gさん!本当にありがとうございます!次はK原の寄贈お待ちしてます。(^O^)/
2台ともまだレストア途中なので試乗はできませんが、room36に展示中です!一見の価値ありです!気軽に見に来てください!お待ちしてます。