一本はKLEINのpinnacle。それはサムズのtkdが現在組み立て中で、完成次第紹介します!もう一本はMantis Pro Froter 1。こちらはフレームの状態で現在ルーム36に展示中です。そして残る一本がコレです。
そしてもの凄く感動的なのはリアエンドです!
右エンドには発売した年1992(年)の刻印が打たれていて、当然ながら創立10周年モデルです!
私の記憶ではフレームはTANGEのプレステージでしたが、MOMBATやその他のサイトを調べたら全然違いました。
The 10th was made out of True Temper OX 3 tubing with a 1" Yo Eddy Fork. Each one featured a numbered titanium head badge and were painted a silver to violet fade.
上記はBOMBATからの引用ですが、当時日本嫌いのクリスチャンスさんが日本のパイプを使うハズがないですね。
しっかりアメリカ製True TemperのOX3を使ってました!
何人の方にウソを教えてしまったことか... m(_ _)m
エンドはカンパを採用してますが、Team Yo EddyやWickedのエンドに比べるとスリムです!もしかしたら手作業でシェイプしたのかもしれません。とにかくエンドがスリムで魅力的です!フロントフォークのエンドも同様にシェイプされてます!
FAT CHANCE各モデルの共通の特徴であるペンシルエンド(私がそう呼んでるだけで正式名称ではない。)も大きな魅力です!最近復刻したFATCHANCE には採用されてないのがとても不満でチョット残念です!
もう一つの特徴であるフロントフォークの肩の形状と涙型の補強?か飾り?が素敵過ぎます。
そしてこの固体が生産台数 僅か200台のうち28台目だという事を表す 28/200 とプレートの右下に刻印されてます!
フレームの造り、センス、美しさのインパクトが強すぎて、パーツのチョイスはかなり悩みましたが、一旦組んで乗ってみたくて 早速組み上げました。まだ最終形ではありませんが、とりあえずザッと画像をあげてみます。
このPaulのリアブレーキが悩ましいです。フレームに有るワイアー受けを使って普通のカンティブレーキにしたいところです。
クランクはスギノプロダイです。似合ってはいますが、年代を合わせたいかな...サカエのペダルにクルッピーのスクエアケージ。
X-RAY 8speedグリップシフターにPaulのブレーキレバー。バーはsyncrosアルミ。
ARAYA RM-17リム。スポークは細〜いDT リッチーレボリューションにアルミニップル。チラリとA&F製の穴あきチタンプーリーが見えますね。
BBはAction Teckのチタニウム。
純正はフロントメカ用の滑車が付いていたので、これも復活させたい...
前後のハブはホワイトインダストリー。リアハブはこのblogで以前に紹介したOHしたものです。
乗ってみた感じは、とてもパイプが薄くて軽いのにしっかりとした剛性感があり、センターがピシッと出ているフレームに乗ってる独特の爽快感があります。素直なハンドリングでストレートフォーク独特の突き上げや硬さも最小限です。
さすが10th Anniversary Fat ...
いつでもRoom36で試乗できます。
サイズは18インチです!