ルーム36には、常時15台程の完成車が展示されてますが、昭和時代の運搬車が3台あります。展示物の紹介 その一も運搬車でしたが、その二も運搬車です。コイツはサムズバイクでも展示していたので、見た事がある方は多いかもしれません。由緒正しき紳士といった佇まいと運搬車というカテゴリーではありますが、それ程ゴツくない感じがとてもステキです!
くの字型にベンドしてるトップチューブがチャームポイントですが、昭和の初期だと今より平均身長は低いハズですが、逆にスタンドオーバーハイトが高くなる設計です!重量物を積んで、デカイ自転車を操るのは大変だったと思いますが、高度成長期の日本男児には関係なかったみたいです!
メーカーは山口が丸紅に買収された時期のもので「丸紅山口」。ベタ過ぎです!(笑)
細部にも相変わらずロゴが入ってます!ヘッドバッチ、ライトのホルダーも「Y」の形に抜いてあります。
風切りがまたかっこいい!
ベルやカギ、グリップまで!!
ペダル、フェンダー、ネジや取り付け金具にも!!(≧∇≦)
感心させられます。
これよりもっと旧い時代の実用車の方が、もっと人気もあり当然価値も高いのですが、個人的にこのくらいの方がシンプル過ぎず、ケバ過ぎず好みです。
運搬車の証
運搬車は実用車と比べて
1 タイヤとリムが太い
2 ハンドルがフラット
3 大きな荷台
4 安定感のあるガッチリしたスタンド
5 直径が大きい後ろブレーキ
6 補助フォーク
などの特徴があります。
男らしくてカッコいいですねー。
ルームにある運搬車のなかでは、この運搬車のスタンドは最もコンパクトです。他の2台は凶悪過ぎです!