2015年2月8日日曜日

シロイワヤギ-2

シロイワヤギは日本語の学名で、マウンテンゴート、ホワイトゴートなど幾つかの呼び名があるようです。シロイワヤギの動画をWEBで検索すると、色々見る事ができます!ウシ科とは思えない程の運動能力にビックリします。しかし天敵もいます。シロイワヤギは崖っぷちが大好きですが、大きなワシに上空からから襲われ崖から落とされ何十メートルも落下して食べられてしまうシーンもありました。自然界の厳しい一面です。

Room36に展示中のMountain Goat のWhisytownRacerというモデルを前回に引き続き紹介します。
まだ完全に完成ではありませんが、今は街乗りメインの仕様になってます。

フロントはダートブロスのDH用のタイヤ(2.1")ですが、耐パンク性が高くハイトもありショック吸収が良く転がり抵抗も低く、実は街乗りに最適なタイヤです。
カンティブレーキはダイアコンペの982のブラック、ハブはカンパレコード、リムはアラヤRM-20 ブラックです!
リアタイヤはTIOGAのスリックです。

フレームとフォークはタンゲのプレステージですが、フレームのステッカーは盗難された時に剥がされてしまい、その時はサスペンションフォークをつけていました。今回純正フォークに戻したのでこちらはステッカーが残ってます!

マウンテンゴートは、フレーム/フォークと純正ステムのセットで売られていました。90年頃迄は今よりステムが低く長いのがスタンダードでしたので、135mmのモノが付属してました。
一時110mmくらいの短いモノに替えましたが、今回は当時の乗り味を再現したかったので純正ステムに戻しました。富士山の林道で何度もバクゴケしたので、山羊のマークがだいぶ剥げてしまいましたが...

また燦然と輝くヤギのバッジの後ろ側にハイトライトのマウントがあり、せっかくなので装着!^ ^

傷だらけのヘッドセットは、StrongLightで当時からニードルベアリングを採用してました。

シフターはリアのみで6段のサンツアーXC-Pro、ブレーキレバーはこれまた山羊の角を意識したデザインのダイアコンペをチョイス!^ ^

フロントはシングルでクランクはSugino AT SPECIALでアウターとインナー双方にチェーン外れ対策をしました。

グレイのサドルはチタンレールのスペシャライズドです。WTBデザインのこのサドル、大きめで乗り味バツグンです!そしてこのフレームの最大のチャームポイント!ほそ〜いシートステイ(モノステイ)も映ってます。それでもリアの剛性は充分で、不足を感じた事はありません。

リアハブも、カンパレコードでフリーはシマノEX600の6段です。


リアのカセットの段数ですが、、、

私はファットバイク(Salsa)では10段を使ってますが、この6段でも全く不足を感じません。1/100秒を争うことは一生ないですし...。8段位までがチェーンも丈夫で信頼できます。
そういえば、自分のパグスレイの旅仕様はあえて8Speedで組みました。
以前紹介したBSダイヤモンドキャンピングは5段ですが、それに乗っても全くストレスを感じません。
現在ShimanoやSRAMはマウンテンバイクでさえトップグレードは11Speedです。レーシングモデルなので良いと思いますが、8Speedでもハイクオリティなコンポーネントが欲しいです。
シマノで言えばXTR迄は望みませんが、せめてXTに相当するグレードで7、8段のカセットスプロケットとかチェーンを用意して欲しいものです!

話は戻りますが、日本語名 「サムの部屋」にあるシロイワヤギに試乗したい方のご来場を心よりお待ちしております!