2015年10月6日火曜日

フリースタイル

BMXはバイシクル モトクロスの略語でモトクロスレースに憧れ それを自転車で真似をするところから始まりました。80年代中頃から各社レーサーだけでなく、フリースタイルフレームをラインナップしてきます。当時のフリースタイルの特徴は何と言っても トップチューブのプラットホームでしょう!
今ではストリート/ダート用、フラットランド用などと細分化されてますが、当時はフリースタイルという一つの括りでした。
プラットホームと前後のペグ(ステップ)、前後ブレーキ装着で後ろブレーキはジャイロシステム搭載(当時は他にもスピンテック、ローターシステムなどもありました。)、48本スポークのホイール仕様というのがフリースタイル用の主な特徴でした。

今回はその時代のスーパースター!HUTCHというメーカーのトリックスタイラーの紹介です!トリックスターというモデルが有名ですが、私には違いがわかりません。
マニアの方はエンドの刻印を見て、USAメイドとか、日本のコイズミ製とかいろいろあるらしいですが、そこまで私は詳しくありませんので割愛します。
かなり錆びていたのですが、私なりに頑張って綺麗にしました。まだ未完成ですが、フレームの特徴がわかりやすいと思います。

詳しいお客さんがコレを見たときコイズミ製だと教えてくれました。私がなんだ日本製か...とガッカリしてたら日本人にはUSメイドが人気あるけど、アメリカではメイドインジャパンの方が精度も造りも良いので人気が高いと聞きました。私はどっちも好きです。^ ^

このプラットホーム形状に当時憧れました!
フロント周りの補強の入れ方もHUTCH
の大きな特徴です!カッコいい!❤️

フロントフォークに一体構造でステップが付いています!これは長さが中途半端で上級者には評判悪かったです。
ハブ軸にペグを付けても干渉してしまうので、違うフォークに交換するライダーも多かったです。今となってはこの構造が可愛くてたまりません!

リアもフレームにケージの様なかわいいステップ!コチラは当時切り落としてハブ軸にペグを装着するライダーがほとんどでしたが、このフレームにはしっかり残っていて良かったぁ〜!

パーツも見て見ましょう。
純正のステムとバー。
バーはマイク ドミンゲッツ バーで補強のブリッジが二本あるのが特徴です!

しかもローターシステム!貴重です!ステムにローター対応のアウター受けが付いてます!

HUTCH純正レイドバックシートポスト。ピンクのシートクランプもHUTCH純正でカワイイです。

ホイールはOGK、ピンク色のニッポンアーチ(N.O.S)。

特にフレームワークに見所満載のHUTCH トリックスタイラー!

またこういう楽しいフレームを各社が造る時代が戻って来ることを願ってます!