2015年4月15日水曜日

カマキリ

一時流行った通学用チャリではありません。旧いBSのマニアックなグリーンの小径車にKAMAKIRIというのがあり私も大好きですが、今回はそのお話でもありません。

MANTISというメーカーのValkyrieというモデルの紹介です!
今私が一番乗ってみたいバイクです。
正月も焚き火しながらこのバイクに乗ってみたいという話題で持ちきりでした!
しかしこのバイク...かなり希少でもちろんRoom36にはありません。
1991年頃 私の友人がハワイのBikeBeatというお店で手に入れたものをサムズバイクに譲って頂き、それをKさんに販売した事がありました。今回はそのKさんのValkyrieをこのblogで紹介する許可をもらいました。
いつもはオフロード仕様なのですがこの日はオンロード仕様です!

ハワイのBike Beatのステッカー。

ヘッドチューブ回りは見所満載!ヘッドセットは80年代から90年代初頭までの高級車装着率ナンバーワンのWTBのグリースガードシステム搭載ヘッドセット!国内ではほとんど見かけません。私自身も1セットしか持ってなく、勿体なくて飾ってます。←ケチです

当時、日本人でこのヘッドセットをチョイスしたKさん!さすがとしか言いようがありません!尊敬します!
WTBの製造元はやはりクリスキングです!しかし当時キングより値段が高くドリームパーツの一つです!

ヘッドロゴ!!大好きなデザインです!

フロントフォークはシンクロス!肩がガッチリしているタイプです。ハブはリングル、スキュワーはポール、リムはアラヤRM-17です。

今回装着されてないオフロード仕様のホイールは、ブルズアイとカラースポーク!
ブルズアイの3色塗り分けハブは憧れです!リムは同じくRM-17です。リムを同じモノにしておくのは リム幅が変わらない=ブレーキの調整が不要というメリットがあり、気軽にホイールをスイッチできるというメリットがあります。

最近のディスクブレーキは、ローター板の径さえ同じなら、リム幅はもちろん径の違うホイールにスイッチできますから より便利です。

シンクロスのフロントフォークをよく見るとキャップは本物のクォーター(25¢)コイン!!オシャレですねー!


ステムとシートポストはIRD。

バーはマクマホーンのチタニウム!!

グリップはWTB、バーエンドはシンクロス!ブレーキレバーはダイアコンペのSS-5。このレバーは高級品ではありませんが、個人的に大好きです。

ブレーキアーチはグラフトン!
クランクもグラフトン!ペダルGT。
チェーンリングはシマノ。

変速機周りは当時シマノのMTBのトップグレードだったDeoreXT。

サドルは当時流行ってたLife's A BeachのBAD BOYの刺繍入り!

垂涎モノのパーツ満載...うらやメしい!
^ ^

シートチューブエンドの処理も独特で美しい。渋いグリーンのリングルのシートスキュワーも似合ってます!

!!
RM-17のリムに貼られてるステッカーが素晴らしいです!当時一斉を風靡した名タイヤ!Specialized Ground Controlのタイヤパタンのステッカー!いいなぁ〜(≧∇≦)

駆け足で各部の紹介をしましたが、このフレームの魅力が伝わったでしょうか?

この日は時間がなくて撮影だけさせてもらいました!次回は 試乗させて頂くという約束をしました!早く乗ってみたいです!












2015年4月12日日曜日

スポーク (その3)

このスポークは高いですよ。
スポークだけの値段が7〜8万円という商品です。しかも後輪一輪分だけでです。もちろんハブとリムは別売りですから、後輪だけで確実に10万円オーバーですね!

当時としては画期的な製品ですがバブル全盛期だったのも手伝って爆発的にヒットしました!そして様々なバリエーションが生まれて行きました。


その名も  Sugino「テンションディスク」

room36に現物があるのはコレです。
フリー側


一見ホイールカバーのようにみえますが全く違います。スポークの代わりにケブラーの糸で張るという製品です。黒っぽく見える部分はセロハンの様なものです。

*ここからは、Webから拝借した画像になります。
まずは組み立て前の状態。
ペラッペラです!こんなんで大丈夫なの?って当時は心配したものです!

当時の世界チャンピオン「John Tomac」も愛用してました。Tiogaブランドもありました!
当時私もTiogaブランドのモノを購入し、’88のJohnTomacモデルに装着してました。
初期の頃は、細くて目のこまかいステンレスメッシュで補強されていました。軽量化がだんだん進み、ロード用も出たりケブラーの編み方も変えたり、シートの色が変わったり、36Hから32Hも出たり...すべてを把握できない状況でした。
これはクリアーシートで編み方もシンプルな最軽量バージョン。

私が予想するに、おっかなびっくり発売してみたが意外と売れて評判も良くトラブルも少なかった。ならもっと軽く 、さらに軽くと進行していったように見えましたね(笑)。販売して消費者が実践して結果オーライみたいな。悪い意味では無く、それほどユニークで斬新でチャレンジングな製品だったと言えます。

この製品は、フロントサスは出て来たが、まだリアサスマシンほとんどない時期のリアのショック吸収の役割に貢献しました。乗るとゴォーーっという迫力ある独特の音を発し、軽くてペダリングロスもなく、でもしっかりリアタイヤの振動吸収をするという優れものでした。

そしてリアサスマシンの普及と共にテンションディスクは消えて行きました。当然の流れではありますが、今思い返すと一番マウンテンバイクにワクワクドキドキしてた時代だった〜懐かしいです。

テンションディスクのいくつかの欠点は、ハブのフランジ穴のPCDが一致するハブでしか組めない、同じくリムの直径(RD)も限られるという点です。
また組み立て作業がとても面倒で時間がかかりました。全てのネジにねじ止め剤も必要でした。空気を入れるのも専用のアダプターが必要で、ニップル回しも専用工具が必要でした。
上がSugino製 専用ニップル回し(ボックスレンチ付属)、下が空気を入れるアダプター(仏用)です。

ついでにテンションディスクのスモールパーツを紹介します。
左上のボルトとナットでフランジ部分を固定します。片面は楽なのですがもう一面を張るときは細いナットを手探りで当てて、専用工具のボックスレンチで共回りをおさえながら表側からプラスドライバーで留めて行きます。しかも高強度のねじ止め剤を1本ずつ塗りながら。一度完成したら、もう増し締めはできないので絶対緩まないようにしっかり締めるのは当たり前なのですが、細いネジなのでトルク管理が難しかったです。

シートには画像右下の丸いアルミ製ニップルがセットされていて、画像右上のネジをリムのスポーク穴に通して、プラスドライバーで仮止めしていきます。本締めは専用工具の平たい方を使って、シートとリムのわずかな隙間から回して組み上げて行きます。

テンションディスクを見た事無い方はよくわからなかったかもしれませんが、わかりやすい画像を見つけました。
まずはハブフランジ部分のジョイントです。ハブは当時のShimano DeoreXTです。
スポークは存在せず 紺色のケブラーの糸で張られてるのがわかると思います。
ケブラー糸がフィルムに貼りつけてあるのは、ケブラーの糸を直接編んでいくよりは楽だからです。

理想は下の画像です。

長いケブラーの糸を 好きなハブに直接貼っていく。
糸を張っていく作業は想像しただけで 気が遠くなりますが、いつか時間があるときにチャレンジしたいと思ってます。

フロントハブでやってみたいです。
前後テンションディスク!
フロントは横風対策でケブラー直張り!!最高ですね。

一番最初の画像のテンションディスクは、ルーム36に置いてあるマングース'88のマック号に装着する予定です!完成後はもちろん試乗OKです!























2015年4月10日金曜日

スポーク (その2)

最近は安くて魅力的な完成品のホイールセットが多数ラインナップされており、それをチョイスする方が増加しているので、自転車店でリム組の作業が激減しているようです。

販売店もその方が楽だし、割安感があるのかもしれません。ただし、個々の個性は失われます。レース会場に行けば、同じホイールのライダーに何人も遭遇してしまいます。

同じハブ、リムを選択してもスポークの色が違うだけで、印象はガラリと変わります。自転車を真横から見た時のホイールの占める面積はかなりのものです!たかが太さ2mm程のスポークですが、ルックスや雰囲気や印象に大きな影響を与えます!

サムズバイクでは 好みのハブとリムを選んでそれを指定の編み方や複数色のカラースポークを自由に組み合わせて組み上げて欲しいというオーダーが減りません。本当にありがたいです!感謝しております!

今回は完成ホイール(完リム、コンポジットホイール)をいくつか紹介します。

マウンテンではマビックのダウンヒル用ホイールDEE MAXが最も有名です。
DH用とは言え28Hです!このリムの成功から完成リムが一気に普及していきました。

またトラック用のエリプスは20Hでエアロスポーク仕様です!
フロントはラジアル組み仕様です。完成リムは総じてスポーク数が少ないものが多い気がします。全てを専用設計にする事で、スポーク本数が減っても充分な剛性を確保しているようです。

その他クロカン用やロード用、クロスバイク、BMX等も多数完成リムが存在してます。もちろん世界のシマノでもリーズナブルなホイールセットを多数ラインナップしてます!

その一方金属のスポークを用いないホイールも人気があります。
HEDなどのカーボン3スポークデザインのモノが有名です。画像なしですいません。サムズバイクにあるモノを紹介します。(非売品ですが...)

スピナジー6スポーク

スピナジー 4スポーク
スピナジーはその後色付きのファイバースポークにシフトして行きます。

エアロスポークは5スポークデザインです。

マグネシウム製で3スポークデザイン。
こちらは、他にイエロー、ホワイトとなどのカラーバリエーションがありました。

その他 私の知らない製品も多々存在します。

BMXの世界もさまざまなホイールが昔から出回ってました。
Mongooseの初期のBMX Productsが1970年代初頭にリリースしたモトマグホイールが元祖だと思います。1stモデルはマグネシウム製で、画像のものはアルミ製のMOTOMAG 2 です。デザインが今見ても素晴らし過ぎます!カッコ良過ぎ!!!
このほかユニークなアルミキャスティングホイールがアメリカはもちろんヨーロッパでもいろいろ出ていて面白い時代でした。

サムズバイクにある変わり種BMXホイールセットは
これは説明するより見た方が早いので興味のある方は下をご覧ください。
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コピペしないと見れないかもm(_ _)m

アルミ削り出しの高級品で、世界に数セットしか存在しないサムズのお宝!
Profile RacingのShow用ホイールです!
93年にProfileに無理にお願いして購入させてもらいました。

あとプラスチックなど樹脂系ホイールは何と言ってもSKYWAYのタフホイールがチャンピオンです!
当時一斉を風靡しました!カラーも色々ありコースターブレーキ仕様もありました。上の画像は当時ものです。ブレーキの効きがイマイチという事で、専用のブレーキシューもラインナップされました。

タフホイールのニセモノもイロイロありました。日本代表はOGK!
ホイールが汚くてすいません。何しろ30年前のものです。

また当時は他にもバチモノがイロイロあって面白ろかったです!
先日紹介したツノダのBMXについてるのは
Rad Storm(笑)って書いてありますが、聞いた事ありません。でもイナタイ感じがとてもGooです!

その他 ミニスクートなどの12",14"のものもありました。上の画像は12インチですが、全てSKYWAYが源であると言って良いでしょう。

現在SKYWAYブランドは復刻されており、タフホイールだけでなく魅力的なアニバーサリーモデル(フレーム)などもたまに発表してます!Vintage好きにとってはSKYWAYの復活は朗報でした!

上の画像は先日世田谷のBMX RIOに行った時に非売品としてぶら下がっていた ACSのZリムですが、樹脂のリムというのも存在しました。

金属でも樹脂でもカーボンでもこのようなホイールは高額なモノも多く人気が高いです!やはり性能だけでなく、装着した時のスタイリッシュさが魅力ですね。

さて、次回「スポーク その3」はスポークのお話の最終章となります。世界一ユニークで斬新なスポークのお話です!

大した面白くないかも...ですが、よろしくお願いします!





















2015年4月9日木曜日

スポーク (その1)

スポークは軽視されがちですが、回転の軸となるハブとタイヤが収まってるリムをつなぐという大切な役割を担ってます。いいリムはスピードの乗りが違います!

スポークにはさまざまな太さ、材質、形状、色があります!

まず太さですが、直径2.0mmの規格が一般的です。それより太い2.3mmは強度優先なダウンヒルやジャンプ系に、軽さ追求で1.8mmはクロスカントリー系やロードに使われてます!
またDTのリッチーレボリューションスポークなどは軽量化の極致で1.8mm
からなだらかに1.5mmへ細くなっていきます。
画像の左から二つはチタンスポークでその他はステンレスです。一番左からチタン熱処理で発色加工(ユニオン製)、ヌードチタン(ユニオン)、プレーン(DT))、プレーンBK(DT)、バテット(WheelSmith)、バテット(DTリッチー)、カラースポーク、エアロスポークなどがあります。

変わったところでは、ファイバースポークなんてのもあります!

また用途に合わせて、一車輪当たりのスポークの本数もいろいろあります。

ロードの決戦用など極端に本数の少ないモノは除くと一般的には28本、32本、36本が主流です。一昔前はBMXのフリースタイル系は48本が主流でしたが、近年はリムの剛性が著しくアップした為36本が主流で32本への流れもチラホラ。またローライダー系には96本なんてのがありますが、これは剛性を求めてるのではなくルックス的な理由です。

2013年のインターバイクでphilのブースにあったファットバイクリムの64本仕様は度肝を抜かれました!!これも実用性ではなくShow Model です!

当然の事ながら、スポークが太ければ太い程ホイールは丈夫で、本数が多いほど剛性が上がります!

しかし、もう一つ大事な要因があります!スポークの編み方でも剛性は変わります。皆さんも4レースとか6本組みとか言う言葉聞いた事あるかもしれませんが、編むパターンの名称です!
ラジアル組みが一番スポーク長が短く、8本組みが一番スポーク長が長くなります。が、剛性は8本組みが最強です!
一番普及しているのは6本組みで、剛性と重量のバランスが一番いいのでしょう。完成車のほとんどが6本組みです!

組み方でもう一つ。説明が難しいのでざっと紹介しますが、とても剛性に関わってきます。
普通の自転車ならイタリアン組が最強ですが、なぜかJIS組というパターンが一番普及してます。またShimanoが提唱したディスクブレーキ装着の自転車に適したディスクブレーキ組みなんてのもあります。

ややこしくなって来ましたが、リムの剛性は、スポークの材質、太さ、本数、組み方、によって大幅に左右される事を知って欲しいです!

さて 実はまだあります!
リムを組む人の技術や経験と知識によって剛性は大きく変わります!

また完成リムより手組みのリムは精度が高く丈夫です!不思議ですねー!

見た目はホイールに見えても、縦ブレがあったり、トルクが適度でなければ
シャーンと転がりません。

ホイール組みを正しく理解してるメカニックは本当に僅かしか存在しません。

上記の要因を色々組み合わせて、自分の使用目的に合ったリムを手に入れて欲しいです!

スポークと言えども、カナリ走りに影響が出るという事を知って欲しいです。

2015年4月6日月曜日

健康

健康第一ですね。
自転車は健康じゃないと乗れないし、乗ると健康になれるし、乗ると健康を維持できます!

素晴らしい乗り物です!

その上 交通費が浮いたり、税金などの経費もゼロ!

愛情の持てる自転車を一台所有するのは、万人に勧めたいです!

ルームにKENKO号が一台あります!
関東の歴史ある有名店の店主さんが昔乗っていたKENKO号を天井付近に非売品として展示してあるのは有名です!





このKENKO号は私が一番好きで尊敬している某自転車店主のYさんが愛情を持って組み上げただけあって最高の仕上がりになっております。

お世辞にも軽い自転車ではありませんが、乗った感じは意外な程軽快で体に優しく 正に旅用の相棒といった感じです!

私はこのくらい深いジャンルになると、ほとんど無知なので余計なコメントは控えますが、画像を見ればこの自転車の味わい深さがわかると思います。





...

最後に タケノコ変速機は想像以上に滑らかで使いやすく、びっくりです!

これからの皆様の健康を祈ってます!