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2015年11月1日日曜日

古株

サムズバイクのオープン当初からフレーム売りの商品で 現在未だに嫁入りできず売れ残ってる古株さんが3名程居ます!もうサムズバイクの空気を吸い続けて25年、今となってはビンテージと呼ばれる方々です。
一人は未だに組み立てたことのないマングースの’80sの24"クルーザー、それとマウンテンゴートのウィスキータウンレーサー、もう一人は同じくマウンテンゴートのデラックスです!どちらも1989年製と思われます!

ある雑誌の為に組み上げ、その後サムズバイクの奥に完成状態で20年近くぶら下がってたデラックスを下ろしてみました。すごいホコリです!

汚くて近くで撮影できません。
それでも当店内にある自転車の中で一番高価な逸品なのです。

今回純正のフロントフォークとステムに戻そうと思い下ろしました!
コレです!これはとても美しい!もちろんハンドペイントです!

フレームの左側のチェーンステイに誇らしげに書いてあります。

おっと 軽く磨いたので近くでの画像をやっとお見せできます!
今回 ステムとフォークに伴い、ヘッドセットやその他変更をするかもしれないので、変更前の記録として残しておきます!

この自転車はサムズバイクの当時のスタッフS谷氏の協力のもと 二人で組み上げました。というより 彼の協力がなかったらここまでの仕上がりには至らなかったと思います。S谷氏に感謝です。

街乗りのクルーザーとして組み上げ、ポリッシュ仕上げのパーツを多用する事により、美しいフレームワークをより引き立てようというテーマで仕上げました!
ポリッシュ仕上げの手作業だけで、気の遠くなるような時間を費やしました。

ヘッドにはシロイワ山羊と思われるトレードマークのエンブレム!

バーエンドは山羊の角をイメージしてあえて装着。シンクロス製はブラックしか存在しなかったので敢えてハンドポリッシュ。グラフトンのリエントリーレバーも分解しアルマイトを剥がしさらにポリッシュ!

グリップシフトもポリッシュ!
Fメカもポリッシュ!
リアメカもポリッシュ!
上記3点はプロシフト製ですが、一度完全に分解してアルマイトを剥がしてポリッシュしたあと、フレームに合わせてパールホワイトに塗装。サムズバイクステッカーもポリッシュカラーを特別に製作してクリアーの下に貼ってあります!

イモムシのようなホィールスキュワー(^O^)/GT製です!

1インチアヘッドのキングのヘッドセットとシンクロスのステム。シンクロスのステムはオリジナルのままで充分美しい仕上げです!

モノステイと呼ばれるシートステイ形状ですがマウンテンゴートではユニステイと名付けてます!

サドルのメーカーは忘れました...黒いスポンジを剥がして チタン製のベースをポリッシュ仕上げして 再接着!ポリッシュによってメーカー名が消えてしまい失念しました...(^^;;

インテグラルシートクランプ部はポール!
シートポストはシンクロス製ですが、やはり当時ブラックしかラインナップされてなかったので、ワンサイズ太いのをハンドポリッシュして太さを合わせました!
そしてS谷氏の神業でシートポストにエンブレム!!

そしてSHOWA製サスペンションフォークにも!!
これはマウンテンゴートのウィスキータウンレーサーのシートチューブにあるエンブレムから型を起こして、S谷氏独自の製法で製作しました!なのでこのフォークも捨てがたいのですが、今回は一旦オリジナルフォークに戻します。
このフォークはブレイスをTWP製に換装してますが、それもアルマイトを剥がしてポリッシュ!!もちろんレッグもポリッシュ!!オリジナルカラーはイエローでした。
しかしそれより凄いのは肩の部分をS谷氏が棒ヤスリだけで手作業で削り出し風に整形した事です!冷間鍛造のそれはぼってりしたシェイプでしたが、スッキリしたシルエットにシェイプされました!もちろんポリッシュ仕上げ!!
このやり過ぎてないシェイプのさじ加減が彼のセンスの良さを象徴してます!本当に彼の才能には多々助けられ、長年刺激をもらってきた私です!

細かい部分ですが、
チェーンステイプロテクターは不要になったハンドルバーをカットして削って磨いて製作!アルミ製です!

その他説明不要と思いますのでザッと画像を載せます!





このデラックスの上品な塗装は垂涎ものです。上品なパープルのフレアーの輪郭はロウソクの炎のススで描いたという話です!もちろん日本に一台しか当時入荷してません。

こちらは新品ですが、一度撮影の為に東京〜札幌を往復したり、数回展示で貸し出したり、サムズバイクでの保管の悪さ、経年劣化などで傷やシミ、サビなどが出てきてますが、私とS谷氏の思入れの一台で、製作過程の苦労や思い出の詰まった一台です。

サムズバイクでいつでも見れます!と言うより、皆さん散々見飽きてますよねー。^ ^


2015年3月30日月曜日

雪見珈琲

今日はお隣のカフェのテラスに初めて出てみました。暖かくとても気持ち良いです!残雪を見ながら河を眺めアイスコーヒーを飲む。なんて贅沢なんでしょう!15分位しか居れませんでしたが癒されました。

今日は いつもお世話になってるYさん
(このblogで何度かYさんていう名前が出てますが、同一人物とは限りません。例えば山田さんも山岸さんも山木さんもYさんと表記してます。)が、チャリに乗ってルーム36に来てくれました。

乗ってきたのは なんと!マウンテンゴートのウィスキータウンレーサーです!
私も同じモデルを持っていますが16インチです。Yさんのは20インチくらいありそうです。さっそく試乗させてもらいました。
完全にニュートラルな乗り味で、ハンドリングもとても素直で誰が乗っても乗りやすいと感じました。この点は私の16インチと比べてもほとんど同じ乗り味です。Yさんの方が三角が大きいせいかフレームが柔らかく感じました。とても優しい乗り味で長距離向きな感じです。

Yさんの所有する自転車はどれもこれも素晴らしく、センスの良さにいつも驚かされます!私もすごく影響を受け 勉強させてもらってます。

いつもとは逆で、私が試乗させてもらい、色々すすめましたがYさんは何も試乗せずに帰りました...orz

Yさんが試乗したくなる自転車を知っている方はコッソリ私に教えてください。



2015年2月8日日曜日

シロイワヤギ-2

シロイワヤギは日本語の学名で、マウンテンゴート、ホワイトゴートなど幾つかの呼び名があるようです。シロイワヤギの動画をWEBで検索すると、色々見る事ができます!ウシ科とは思えない程の運動能力にビックリします。しかし天敵もいます。シロイワヤギは崖っぷちが大好きですが、大きなワシに上空からから襲われ崖から落とされ何十メートルも落下して食べられてしまうシーンもありました。自然界の厳しい一面です。

Room36に展示中のMountain Goat のWhisytownRacerというモデルを前回に引き続き紹介します。
まだ完全に完成ではありませんが、今は街乗りメインの仕様になってます。

フロントはダートブロスのDH用のタイヤ(2.1")ですが、耐パンク性が高くハイトもありショック吸収が良く転がり抵抗も低く、実は街乗りに最適なタイヤです。
カンティブレーキはダイアコンペの982のブラック、ハブはカンパレコード、リムはアラヤRM-20 ブラックです!
リアタイヤはTIOGAのスリックです。

フレームとフォークはタンゲのプレステージですが、フレームのステッカーは盗難された時に剥がされてしまい、その時はサスペンションフォークをつけていました。今回純正フォークに戻したのでこちらはステッカーが残ってます!

マウンテンゴートは、フレーム/フォークと純正ステムのセットで売られていました。90年頃迄は今よりステムが低く長いのがスタンダードでしたので、135mmのモノが付属してました。
一時110mmくらいの短いモノに替えましたが、今回は当時の乗り味を再現したかったので純正ステムに戻しました。富士山の林道で何度もバクゴケしたので、山羊のマークがだいぶ剥げてしまいましたが...

また燦然と輝くヤギのバッジの後ろ側にハイトライトのマウントがあり、せっかくなので装着!^ ^

傷だらけのヘッドセットは、StrongLightで当時からニードルベアリングを採用してました。

シフターはリアのみで6段のサンツアーXC-Pro、ブレーキレバーはこれまた山羊の角を意識したデザインのダイアコンペをチョイス!^ ^

フロントはシングルでクランクはSugino AT SPECIALでアウターとインナー双方にチェーン外れ対策をしました。

グレイのサドルはチタンレールのスペシャライズドです。WTBデザインのこのサドル、大きめで乗り味バツグンです!そしてこのフレームの最大のチャームポイント!ほそ〜いシートステイ(モノステイ)も映ってます。それでもリアの剛性は充分で、不足を感じた事はありません。

リアハブも、カンパレコードでフリーはシマノEX600の6段です。


リアのカセットの段数ですが、、、

私はファットバイク(Salsa)では10段を使ってますが、この6段でも全く不足を感じません。1/100秒を争うことは一生ないですし...。8段位までがチェーンも丈夫で信頼できます。
そういえば、自分のパグスレイの旅仕様はあえて8Speedで組みました。
以前紹介したBSダイヤモンドキャンピングは5段ですが、それに乗っても全くストレスを感じません。
現在ShimanoやSRAMはマウンテンバイクでさえトップグレードは11Speedです。レーシングモデルなので良いと思いますが、8Speedでもハイクオリティなコンポーネントが欲しいです。
シマノで言えばXTR迄は望みませんが、せめてXTに相当するグレードで7、8段のカセットスプロケットとかチェーンを用意して欲しいものです!

話は戻りますが、日本語名 「サムの部屋」にあるシロイワヤギに試乗したい方のご来場を心よりお待ちしております!










2015年2月6日金曜日

シロイワヤギ

日本では羊はひつじ。山羊はヤギです。Mountain Goat という高級マウンテンバイクメーカーも山羊のマークです。ルーム36にあるのは、89年製のWhiskeyTown Racerというモデルです。

そのヘッドマーク
そしてシートチューブには
マウンテンゴートのシンボルマークがあります。

雑談になりますが、この山羊を調べてみるとどうやらマウンテンゴートは「シロイワヤギ」という種を指しているみたいです!

WEB上から無断で画像を拝借します!
シンボルマークと酷似してます!

またシロイワヤギはカナダと北アメリカに分布していて、とても身軽でチョットした足場があれば自由自在に走り回れる恐るべき山羊です!

この黒いフレームは、当時私が勤めていた東京世田谷の「BMX RIO」で購入しました。なんとこのカラーにはSuper Novaという名前が付いていてスタンダードカラーより5万円も高かったのです。RIOの社長は同じ色のDELUXEを買い、お揃いの色でモデル違いを乗ってました。バブリーな時代でしたね。

話が逸れましたが、シロイワヤギがルーツなら今度マウンテンゴートを選ぶ時はホワイトにしたいなぁ〜なんて妄想します!
「シロイワヤギの様に山を自由自在に走り回れるバイクをつくろう」という意味が込められてブランドが立ち上がったのではないでしょうか!

実はこの自転車は一度盗難に遭い、奇跡的に戻ってきた過去があり、ヘッドマーク以外のロゴは全て剥がされてしまいました。
なので、テンションが下がり何年もフレームの姿で倉庫に放置してしまいました。

4年前にそれを思い出し、エキストラサイクルのロングテールキットを組み込み活躍の場が再び登場!
街乗りの時はこんなスカスカな感じで使い、

後ろに昭和時代の実用車の鉄のフェンダーを装着して、反射板にはヴィンテージのウロコガラスを付けたりして

たまには、オシャレしてススキノに繰り出したり...

ふざけて、ゼロヨン大会に敢えてロングテールで参加して、、、もちろん最下位でした(^_^)v


ハンドルはヤギの角を意識したランドナーバーで、黒いコットンのバーテープ!キャンピング用のフロントキャリアに黒い探検ライト!

愛着も蘇り、とてもお気に入りでした!


おっとこれじゃあ ロングテール好きの方に怒られますねー(^^;;
「邪道な乗り方しやがって!💢」

もちろん本来の目的通り荷物を運んだり、旅に使ったりもしましたよー!

ね!

私だって本気出すときは出しますよ。^ ^

今回はチョット長くなったのでここまでにします。

このロングテール仕様はメチャクチャ気に入ってたのですが、どうしてもコイツの本来の乗り味が懐かしくなって、最近組み替えたのが最初の画像です!

次回 現在の姿を紹介します!